2022-04-25 22:00

dynabookの動作が遅い問題を解決してみた


経緯

家にある家族共用のPC、東芝のノートパソコン「dynabook」なのですが、購入当初から激遅でした。
3年くらい前に家電量販店で13万円ジャストで購入したもので、古くはないし、CPUもIntel Core i7。
メモリは8GB。ディスクはHDD 1TB。

何故か遅い。

Windows10の起動が先ず遅い。

パソコンの電源入れてから、Windowsへログインして使えるようになるまで約20分。
時間が無駄だ!

・・・というわけで、買ってからだいぶ経ってしまったが、遅い原因を突き止めて解消します。

結果

先に結果を書いてしまいますが、遅かった原因は、


「東芝HDDプロテクションが稼働していたから」

でした。


この東芝HDDプロテクションが何なのかと言いますと、落下・振動・衝撃およびその前兆を検出し、HDDが損傷する危険性を軽減する機能です。
購入した初期状態だと有効になっているらしく、こいつが常にHDDを監視しているため、異常な動きを感知すると「東芝HDDプロテクション」が磁気ヘッドを退避させるようです。
これを停止、もしくはアンインストールするのが解決策となります。

原因調査

何はともあれ、まずは遅い原因を突き止める。
パソコンの動作が重い、遅い場合、まず考えられるのが「ディスクへのアクセス」と「メモリ不足」。
まずメモリを確認することに。メモリはDDR4の8GBを搭載。Windows側の認識も8GB。OS起動してログインした直後のメモリ使用量は3GB程。問題なく足りてる。ということはメモリではない。

次にディスクを確認。ディスクはHDD 1TBを搭載。Windows側の認識も1TB。タスクマネージャーのパフォーマンスタブを確認すると、ディスクアクセスが100%。それも何十分も。

これじゃない?原因、HDDじゃない?

でも何故これだけの時間、ディスクへアクセスしているのかが全くわからない。今まで何台もパソコン買ってるけど、全く見当がつかない。
dynabookに何かあるのか?と思いネットで検索すると、同じくdynabookを使ってる人で「遅い」という書き込みをいくつか発見。

やはり。

更に調べていくと、どうやら東芝製のノートPCには、とあるアプリケーションがインストールされているという。それは、、、

HDDプロテクション

こいつがどうやら悪さをするらしい。

対応方法

東芝HDDプロテクションを停止する、もしくはアンインストールする。これだけ。
私は停止ではなくアンインストールすることを選択しました。
手順は

スタートメニュー(Windowsマークのボタン)

設定

プログラムと機能(ウィンドウ右側の関連設定にあります)

出てきたソフトウェア一覧から

TOSHIBA HDD Protection

を探してダブルクリック。
すると、アンインストールのウィンドウが出てくるので、案内に従ってアンインストールを進めてください。(すみません、画面キャプチャしてないです)


以上です。


アンインストール後、Windowsを再起動し、起動速度、動作に問題が無いかを確認してください(超・念の為)。
「え、これ削除してもいいの?」と思うかもしれないですが、全く問題ありません。
もし、また使いたいと思ったら、再インストールもできます。なので問題ありません。

あとがき

どうでも良いことですが、ついでにメモリも16GBへ増設しました。

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Writer

よしはら  慶  よしとき

企業にお勤めのシステムエンジニア。
山本彩さんが好き。(可愛いよね?)